松村 真依子
「物語のタロット -愚者の旅-」
28ページ
サイズ14.8×10.7cm
2023年4月 初版発行
2024年4月 二刷発行
著者・発行者 松村 真依子
表紙の絵は全て違いますのでどれが届くかお楽しみに。
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タロットカードが出来るまで。
松村 真依子
2022年三鷹の本屋さん「よもぎBOOKS」のでの個展に合わせて、
オリジナルのタロットカードを作ることになりました。
元々タロットカードには興味があったので、自分の絵でどんな風に表現出来るだろうかと
意気揚々、制作をスタートしました。
ところが、いざ、タロットについて調べ始めると、そんなに簡単ではないことに
すぐ気が付きました。タロットの歴史や意味を知るにつれ
一枚のカードにも無限の解釈があることが分かってきました。
「自分なりのタロットカードとは?」と私は頭を抱えてしまいました。
既存のカードを模倣するだけでは意味がないし、かといってどこまで自由に制作して
良いものか。
そんなある日、ふと、0番のカードである『愚者』は、私の中にいる『幼い私』
なのではないか?という閃きが訪れました。
私には、自分の中に、もう1人の幼い私が存在しているという感覚がありました。
愚者が幼い私なのだとしたら、私自身がカードを順に旅する物語が作れそうな気がしました。
そこからは、愚者にぐいぐい引っ張ってもらって、タロットカードが完成しました。
在庫 3
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